精肉工場アルバイトについて
工場アルバイトには様々な種類があります。
今回は、精肉工場アルバイトの実態を私の体験からまとめました。ぜひ参考にしてください。
仕事内容
仕事内容は、パック詰めが主でした。パック詰めは、流れてくる肉を決められたグラム内(400~600g等)を取り、パックにきれいに詰めるという作業です。室温は、肉を保存するのに適した温度になっており、少し肌寒いです。周りには、おばさんと外国人が多く、作業中雑談できるような環境ではなかったですが、失敗(肉をきれいに整列させられていなかったなど)しても怒られることはなく、やさしく注意してくれる環境でした。
メリット
- 失敗しても怒られなかった。厳しい人がいなかった。
- 身近な肉のパックを作るので、工場見学のような楽しさがあった。
デメリット
- 作業台が低く、腰が痛くなった。
- 作業直後は、肉がおいしそうに見えなくなった。
- 作業服や頭巾で、髪の毛がくしゃくしゃになる。
まとめ
精肉工場は、精肉所とは違い、簡単なパック詰めが主な仕事で、アルバイト後の達成感や充実感が少なかった。しかし、過酷な仕事ではないので、楽に稼ぎたいという人には向いているのかもしれない。時間の経過は、そこまでゆっくりに感じなかった。というのも、いかにきれいにパック詰めするかという自分の中の目標意識があったからだと思われる。時給は900円だったため、悪くはない仕事ですが、「ここがよかった」というところがみつからなかったため、無難な工場バイトといえるでしょう。
フルーツ工場アルバイトについて
工場アルバイトには様々な種類があります。
今回は、フルーツ工場アルバイトについての実態を私の体験からまとめました。ぜひ参考にしてください。
仕事内容
仕事内容は、主にフルーツの仕分けでした。フルーツの仕分けは、ケースに入ったフルーツ(私の場合はアボカド)を、目で見て触って確かめて、だめなら廃棄する、良ければケースに入れていく、ケースが溜まったら、まとめてフォークリフトにもっていってもらうというのが主な作業内容でした。
メリット
- たまに場所を移動して、廃棄フルーツをまとめて廃棄したり、商品の仕入れ作業をしたり、気分転換ができた。
- 拘束時間7時間のうち、働く時間が6時間で、こまめに休憩をはさんでくれていたため、体の疲れは少なかった。
- 失敗しても怒られなかった。厳しい人がいなかった。
- 普段の買い物でフルーツの品定めができるようになる。
- 作業台が低かったが、先輩にからのケースを渡され、台の高さを調節できたため、腰を痛めなかった。
デメリット
- 自宅から職場が遠いと、就業時間が6時間なのに1日がつぶれてしまう。
- ゴム手袋をしていたが、手にアボカドの汚れがついて、洗っても落ちにくかった。
- 作業服や頭巾で、髪の毛がくしゃくしゃになる。
- 作業に飽きてくる。
- 休憩所が汚かった。
まとめ
工場アルバイト全般に言えることだが、作業台が慎重にあっていないと、腰を痛めることがよくあります。しかし、こまめな休憩、高さ調節が可能だったため、肉体的な疲れは少なかったです。私が体験した、ほとんどの工場バイトでもこまめに休憩を取っていたため、こまめな休憩はきたいできると考えられます。しかし、ガッツリ稼げるアルバイトではないため、工場までの移動時間も考慮する必要があります。さらに、きれいな環境で働きたい人や、髪が乱れるのが気になる人には向いていないと考えられます。
そのため、悩んでいる人は、「拘束時間と賃金」、「就労環境」を考えるとよいでしょう。
製麺工場アルバイトについて
工場アルバイトには様々な種類があります。
今回は、製麵工場のアルバイトについてを私の体験からまとめました。ぜひ参考にしてください。
仕事内容
私が行った製麵工場では、うどん、中華そばの袋めんを製造していて、アルバイトはライン作業が主でした。ライン作業は、流れてくる袋めんを見て、異常があるものは廃棄し、正常なものをケースに8×3の3段で並べていき、ケースが10段くらい完成すると所定の場所にもっていくというものでした。しかし、機械の調子が悪かったので、ある日、麺を袋詰めする機械が正常に作動しているかどうか見ておくだけの日がありました。5分に1回くらい異常があるので、レバーを下げるだけというものでした。当然スマホはいじれないため、時間が非常にゆっくりに感じてつらかったです。
メリット
- 作業が簡単
- 怒られることがない
- 肉体的に飲食店よりは疲れない
- 会話が苦手でも大丈夫
デメリット
- 時間が過ぎるのが遅く感じ、精神的に疲れる
- ライン作業で台の高さがあっていないと腰が痛くなる
- 寒いので、スウェットを着ておく必要があるが、作業場によって暑く感じる
- 周りの音がうるさい、会話がしづらい
まとめ
製麺工場では、作業で面白いと感じる点は、いかにきれいにケースに整列させるかというところになるでしょう。6人くらいで同じ作業をするので、こっそり周りと対決しながら作業すると集中できて、時間が早めに感じました。しかし、基本的に、簡単で、同じ作業ばかり行うことになるため、退屈に感じる人もいるでしょう。コミュニケーションよりも、職人気質な人に向いているアルバイトといえます。
工場アルバイトについて
派遣バイトといえば、多くが工場バイトです。特にこれから工場でアルバイトするか迷っている人は、工場バイトってどんな仕事をするのか、きついのか、など気になることがたくさんあると思います。まず、何をするかまとめたので、ぜひ参考にしてください。
工場アルバイトですること(製麺工場を例に挙げる)
ライン作業:流れてくる物、食品に手を加え、ケースに整列させる。または、手を加えて流す。数人で協力して行うため、手際が悪かったら仲間に負担をかける。しかし、1,2時間もしたら作業に慣れるため、心配はいらない。(流れてくる袋めんを8×3の3段になるようにケースに整列させていく)
運搬:ケースがいっぱいになったら、所定の位置に商品をまとめて運んでいく。多少力があった方が早くできるが、女性でも問題なくできることが多い。(ケースが10段ほどになったら、20メートルほど所定の場所に運ぶ)
検査:工場によっては、機械の調子が悪いため、流れてくる商品の様子を座って見ておき、異常があれば手を加えるという仕事。(麺を落とす機械の流れてくるレバーが下がっていなかったら、上げる。5分に1回くらい下がっているレバーが流れてきて、それを上げるだけ)
これらが主な仕事である。工場バイトは、同じ作業が続くため、時間が過ぎるのが遅く感じるのが特徴である。近くに時計があれば、目に入って、時間がさらに長く感じる。家具工場などの密室で行わない、服装も緩めの向上では、音楽やラジオがかかっており、心理的に疲れにくかった。つまり、工場バイトは、時間の長さに耐えながら作業を黙々とこなしていくアルバイトである。
工場アルバイト労働環境
人:パートのおばさん、外国人が多い。その他、アルバイト、20~30代の社員や、40~50代の責任者がいる。アルバイト同士話すことができるが、作業中話過ぎると注意されるため、節度を守って会話する、または会話しないのが安泰である。
休憩所:休憩所は簡素なところが多い。清潔度は、古い小学校の校舎レベルというと想像しやすいと思う。アルバイトには、所定の席が決められている。パートのおばさんに特等席があり、そこに座るといけないので、何も言われなければ、確認するとよい。電子レンジやポットがあることが多いので、カップ麺なども食べられる。
服装:出勤する服装は、着替える場合は基本的に自由。しかし、着替えない場合は、Tシャツにチノパンが安泰である。食品など衛生面に敏感な工場では、ヘアネットをして、体毛が流出しないような服装になる。そのため、就労後髪が乱れる。
労働時間
就労時間は、契約によるが、6時間以上が多い。もし6時間就労なら、休憩時間が1時間で、10分・40分・10分など分けて休憩することが多い。そうすると、拘束時間は7時間で、出勤時間、帰宅時間を含めると、朝から晩までスケジュールを占めるが、6時間分の賃金しかもらえないため、できるだけ、近いところで働くのがおすすめである。
工場アルバイトのメリットデメリット
メリット
- 就労決定が早い
- 面接に受かりやすい
- 作業が簡単で、戦力になりやすいのでやりがいをすぐに感じられる
- 人とコミュニケーションをとる機会が少ない
- 夜勤だとガッツリ稼げる場合がある
- 品定めや良い商品の見分け方が分かるようになる
デメリット
- 時間が長く感じる、気が滅入る
- 作業台が合わず腰を痛める場合がある
- 雑談をしすぎると注意される
- 食品系だと、その食品のにおいが嫌になることがある
- 温度が商品基準なので、スウェットなどで体温管理する場合がある
まとめ
工場バイトのきつさは、時間を長く感じるということが主です。しかし、作業が簡単で、人から怒られたり、失敗を何度もするということが少ないため、人から怒られたくない、人とかかわりたくないという人には最適なバイトでしょう。逆に、人とのかかわりを求めていたり、素敵な環境でアルバイトしたいというひとには不向きなバイトだとも言えます。工場のアルバイトは、作業をマスターしやすいので、すぐにやりがいや自分の必要性を感じれるので、経験として1回だけやるというのもアリなアルバイトです。
私は、製麵工場、和菓子工場、精肉工場、フルーツ工場、家具工場、中古家具倉庫で働いたことがあるので、これらについて、より詳細な記事を更新していこうと思います。